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August 7, 2004
「雲のむこう、約束の場所」予告編公開
「ほしのこえ」を手がけた新海誠監督作品の新作「雲のむこう、約束の場所」の予告編が公開。相変わらず凄く線密な背景描写。よくもまぁここまで少人数でこんなに凄いのを作れるもんだ。ほしのこえを見た当時、自分もこういうもの作ってみたいと思っていたが、新海氏みたいに絵が上手いわけでもなく結局何も作れず、絵が描けなきゃ実写だと思い大学入ってからサークルで自主映画なんか撮ったりしてるけど、映画って一人で撮れるものでもなく他人との意思疎通が重要で、登場人物が増えれば役者も多く確保しなければならないし、出演者のモチベーションを維持するのが大変だったり、そういうしがらみがほとんど無く作れる新海氏は作っていて楽しいだろうなあと思う。押井守が映画は一人で作るものじゃなくて他人と関わることで違った視点をもらわなければ良い作品はできないみたいなことを言っていた気がするが、これはこれで作り手一人の個性が出て良いと思うし、やはり一人で映像作品を作れる能力のある新海氏が羨ましくも思う。
でも、一人で作ると流石に大人数を描いて動かすことは大変だろうから必然的に登場人物は少人数になるだろうし、少人数で壮大な物語にしようとするとどうしてもセカイ系になっちゃうんだよねぇ。
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