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March 9, 2007

ウェブ人間論を読んだ

友達から借りたウェブ進化論は肌に合わずほとんど読まないで返してしまったがウェブ人間論はすらすら読めた。対話形式であるからというのもあると思う。あとは何ていうか梅田望夫と俺の分かり合えない部分、知識の部分ではなく直感的な、動物的な部分の時点で違うというべきか、とにかくそういった部分を平野啓一郎がつついてくれるので快適だった。あーいや快適というか痒いところを掻く?マイナスを0にしたみたいなものか。いや別に個人的に嫌いとかそういう話では全くないよ。

梅田氏は匿名でのネット活動は実名ネット活動にほとんど内包されていて社会に対してあまり影響は与えないよっていうスタンス、ただの逃げ場っていう考えで本当に匿名でネット空間で本当にすごいことができたためしはないっていっているけど、そこがどうにも納得いかない。前回のエントリーでここのブログは完全に匿名なwebになっていたのを確認できた身としては寂しいというか負けを認めたくないといったよくわからない感情が溢れてくる。

で、ちょっと話が飛んでここら辺のことを考えていたらSecond Lifeってリアルという名のFirst Lifeの分離された夢あふれる別ノードじゃなくて単なる子ノードで夢もへったくれもないのだなと思った。

何はともあれリアルをしっかり生きないとな…。

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